やみくもに怒っていませんか?
春一番、すごかったですね!
地方によっては電柱が根こそぎ倒れてしまったそうで…
被害が出ないことを祈るばかりです。
さて、今日のような低気圧の日。
ご自分のお子さんやお仕事で関わっているお子さんがやたらと
いつもは我慢できるようなことが我慢できなかったり
ささいなことで癇癪を起したり
言っていることが支離滅裂になったりしていませんか?
「静かにしなさい!」とか
「ダメなものはダメ!」とか
「我慢しなさい!」とか
つい言ってしまっていませんか?
そう言われて落ち着くのであれば、最初からこんなことにはなっていません。
子どもの行動には必ず理由があります。
どこに理由があるのかを推測しましょう。
気圧の変化は自律神経に大きく関わる
気圧が変わると、人間の身体はストレスを感じます。
それに抵抗しようと、自律神経が活性化します。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ血管の拡張・収縮に関わっています。
この血管の拡張・収縮によって緊張したりリラックスしたりするのですが、この交感神経と副交感神経の
切り替えがうまくいかないと、身体の不調となって表れます。
低気圧の時にかんしゃくを起こしやすい子は、身体に起きている不快な変化をうまく言葉で言えないのかもしれません。
低気圧の時には〇〇が効く
鼓膜の奥にある「内耳」が気圧の変化をキャッチしていると言われています。
キャッチした情報が脳に送られ、自律神経を活性化させています。
内耳が気圧の変化を敏感にキャッチすると、過剰に自律神経が活性化してしまうんですね。
これが低気圧によって身体の不調を引き起こす原因です。
(気象病と呼ばれています)
内耳が敏感な人は乗り物酔いになる人と共通点が多くあります。
乗り物酔いをする人は、ブレインジムの「シンキング・キャップ」というエクササイズがおすすめです。
やり方はこちらをご参照ください。
ちなみにこのシンキング・キャップは音の情報をバランスよく取り入れたり、聞きたくなかった言葉のトラウマや
本当は聞きたかったけど言ってもらえなかった出来事のストレスなどにも変化をもたらします。
私も大好きなエクササイズです。
対処法を知っていると「もしかして?」の時にご自分の引き出しから選んですることができますよね。
技術よりも大切なこと
気圧の変化でかんしゃくを起こしやすい子への対応の一例を出しましたが、
一番大切なことって
「しんどい」と思う気持ちに共感してあげることだと思います。
特に、ある程度言葉がわかる年齢になれば大人の正論がわかります。
「わかっているけど、しんどい気持ちもわかって!」
というのが彼らの気持ちではないでしょうか。
一呼吸おいて。
「しんどいね~よく我慢してたね。」
そんな言葉をかけてあげると、その後の行動が変わってくるかもしれません。
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